外壁塗装や塗り替えに適した季節は?季節ごとに解説!

 

こんにちは、和田塗装店の和田です。

お見積もりのご依頼頂く、お客様からよく聞かれる、

「外壁塗装や塗り替えに適した季節はいつ?」という疑問に、

適した季節や、季節ごとにメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

外壁塗装に適さない季節はあるのか?


結論からいうと、外壁塗装工事自体が、施工できない季節や時期は、当店の対応エリア(横浜市や藤沢市・鎌倉市等)には存在しません。

但し、各塗料メーカーのパンフレット等に、湿度、気温に関する注意事項として次のように記載されています。

気温が5℃以下 ・ 湿度が85%以上

上記の条件下で無理に塗装工事を進めると、気温が低いために塗料がしっかり乾燥しなかったり

湿度が、高くて塗料が乾かない ことや、塗料に、必要以上に水分が混ざってしまい塗料が薄まってしまう可能性があります。
もし乾燥が足りなければ、塗装剥がれが起こったり、仕上がりに色ムラや艶引きしてしまう恐れがあります。
また、塗料に水分が混ざってしまえば、塗料が本来持っている耐用年数や機能が十分に発揮されません。

しかし、上記の条件を厳守し、雨や気温が低い日は、足場組立や洗浄・養生作業などを進める形にするのであれば

1年中どの季節にでも、塗装工事が可能です。

    理想的な気温と温度 最低限必要な気温と湿度
     気温   15~30℃    5℃以上
     温度   75%以下    80%以下

     

    1年中、塗装工事が可能とは言っても、季節が変われば気候条件はもちろん違うので、

    やはり各季節ごとのメリット・デメリットが存在します。

    季節ごとにご紹介させて頂きます。

    春(3月~5月)に施工するメリット・デメリット

    春は、気温や湿度など気候条件が比較的安定している季節で、外壁塗装を行うには非常に適している季節です。

    塗料の乾きも良く、雨も少ないので、とてもスムーズな施工になります。

    しかし、デメリットとして、外壁塗装に適している季節のため、業者は繁忙期に入り、希望通りの施工の日程が組めない場合があります。

    もし、春に塗装工事をお考えでしたら、早めに見積もりのご依頼・施工の予約をしておくことを、オススメします!

    梅雨(6月~7月上旬)に施工するメリット・デメリット

    梅雨に当たる6月の外壁塗装は、雨が降りやすいのと湿度が高い点が一番のデメリットです。

    気象庁データによると、1991年から2020年までの6月の全国平均湿度は78%、1年でもっとも湿度が高いのが、この梅雨の時期です。

    湿度が高いことや、塗り替えた塗料が乾く前に、雨が降り流させてしまうことを考慮すると雨の日は工事は行えません。

    そのため、塗装工事にかかる期間が予定よりも延びやすいことが難点です。

    但し、梅雨に塗装工事を施工したからといって、他の季節と比較しても、仕上がりに差が生じることはありません。

    雨の日は作業を中断し、適切な湿度を守れば問題ありません。

    メリットは、塗装業者の閑散期にあたるので、予約が取りやすく、

    塗装工事の割引キャンペーンなどがあり、通常より価格が抑えられる場合があります。

    夏(7月中旬~8月)に施工するメリット・デメリット

    梅雨が明けて7月中旬辺りからは、晴天が多く気温も高いので、塗料が乾きやすく工事を進めやすい季節です。

    しかし、夏後半の台風シーズンや突然の夕立など、突然工事がストップしてしまうことがあります。
    又、近年は真夏日で、35℃を超える日も少なくないため、
    その場合は、屋根が高温になりすぎるため,

    塗料の乾きが早いため色ムラが出てしまう可能性があるので、

    作業を中断せざるを得ない場合もあります。

    塗料が乾きやすかったりとメリットもありますが、天候の影響を受けやすい季節と言えるでしょう。

    秋(9月~11月)に施工するメリット・デメリット

    秋は春と同様に気温・天候が安定しているため、工期が希望通りに進むことが多くなります。

    また夏と違い、塗装工事の際に窓をしめた状態でも過ごしやすいため、塗装工事がストレスになりにくい点もメリットでしょう。

    デメリットとしては、9月~10月は台風や秋雨前線が、発生しやすい時期であるため、工期が伸びる可能性もあります。

    また春と同様に外壁塗装を行う人気シーズンであるため、希望する施工日程が叶わないということも出てくるでしょう。

    冬(12月~2月)に施工するメリット・デメリット

    冬は気温が低いので、外壁塗装に適さないと思われがちですが、一方で空気が乾燥しているためしっかり時間をかければ塗膜は乾燥してくれます。

    塗装工事の際に、窓を閉めた状態でも、室内の気温調整がしやすいです。又、窓に養生をするので、「普段より室内が暖かい!」といったお客様もいらっしゃいます。
    塗装に適さない5℃以下という気候条件も、当店の対応エリア(横浜市や藤沢市・鎌倉市等)では、そこまで気にしなくても大丈夫です。

    デメリットとしては、霜や結露が塗装箇所に発生すると、塗装作業に遅れが出てしまう場合があります。

    特に冬場の屋根は、朝露や夜露が発生しやすく、晴れていても、屋根が濡れた状態になれば乾くまで 塗装ができません。

    冬場の屋根の塗装は、朝露が完全に乾いた時間から、夕方の気温が低下する前までに作業をする様、塗装の工程をしっかり確認した方が良いでしょう。

    最後に...

    最後まで、ご覧いただきありがとうございます。

    各季節に外壁塗装を行うメリット・デメリットをお伝えしましたが、
    どの季節にも、メリット・デメリットがあります。

    どの季節に、塗装工事を行うかも重要ですが、私は、最も重要視して頂きたいのは業者選びです。

    優良な外壁塗装業者に頼めば、どの季節に塗装を行ったとしても、適正な工程を組んでくれて、綺麗に仕上げてくれます。

    季節選びではなく、業者選びに注力していただいた方が、結果的に、お客様にとって満足度の高い塗装工事になるでしょう。

    何か塗装工事でお困りごと、ご相談があれば、

    当店に、お電話又は、お問い合わせフォームより、お気軽にご連絡ください。

     

    和田塗装店

    神奈川県横浜市戸塚区小雀町2100-2

    TEL/045-435-9794