屋根材ごとのメンテナス方法&耐用年数を解説!

 

屋根は外壁より紫外線や雨風にさらされるため、塗料の劣化が外壁よりはやいです。

ですが、適切なメンテナンスを行うことにより、寿命をのばすことができます。

屋根材ごとにメンテナンス方法も様々です。

今回は、屋根材ごとの耐用年数とメンテナンス方法についてお話しします!

屋根材ごとの耐用年数とメンテナンス方法

新築時からの塗装年数をに紹介します。

トタン屋根:亜鉛メッキが施された金属製の屋根材。価格は安いが、耐久性や錆びやすいため近年ではあまり使用する人が少ない。

耐用年数:10~20年 塗装周期:5~10年 耐用年数後は葺き替え工事

トタン屋根は、錆びやすく耐久性が低いので、塗装周期も短いためコストがかかります。

長期的にお住まいになられる場合は、葺き替え工事をする方がコストを抑えられます。

ガルバリウム鋼板 アルミと亜鉛で鉄を保護する構造の屋根材で高い耐久性があり、近年人気の屋根材です。

耐用年数:30~40年 塗装周期:15~20年 耐用年数後は、葺き替え工事・カバー工法

ガルバリウム鋼板は、アルミニウム55%・亜鉛43.3%シリコン1.6%で構成されており、高い耐久性と断熱性があります。

ガルバリウム鋼板は軽量で、瓦の重さの役10分の1とかなり軽量な為、建物の構造への負担が軽減され地震の揺れに強いです。

従来のトタン屋根の4~6倍の耐久性がありますが、色褪せや錆を防ぐために塗装は必要不可欠です。

ただ、メンテナンスの塗装周期は長いので、長期的なコストパフォーマンスは非常に高いです!

 

スレート(カラーベストやコロニアルとも呼ぶ)主に新築時の建売住宅によく使用されています。セメントを固めて製造加工した屋根材

耐用年数:20年~30年 塗装周期:5~10年 耐用年数後は:カバー工事、葺き替え工事※下地が痛んでいる場合や雨漏りがある場合はカバー工事はできません。

スレート屋根は、セメント繊維素材を混ぜて成形された薄い板状の屋根材です。

戸建て住宅では、「カラーベスト」や「コロニアル」という商品名のスレートがよく使用されています。

かつては、スレートの強度を向上させるためにアスベスト入りでしたが、アスベスト繊維の健康被害の懸念があり、

2004年に法改正がありました。それ以降は、アスベストが使用されていません。

2005年以降のアスベストが含まれないスレート材の一部(パミール)には、10年程で劣化が急激に進み、剥がれや割れなどが起こる問題がありました。

今では、その問題はかなり改善されています。

塗装工事は、使用する塗料により変わってきますが、

主流なラジカル塗料の場合、10年前後を目安に塗り替えをおすすめします。

ここ数年、夏場の空調費の節約として遮熱塗料(高日射反射率塗料)を使用するお客様がかなり増えてきてます!

当店のオススメ遮熱塗料は、快適サーモ(水谷ペイント)になります。

陸屋根(ろくやね)※平屋根ともいいます                                                                  屋根の上が平らになっているため、屋上のスペースを有効活用することができます。狭小地や近年ではデザイン住宅に採用されることが多いです。

陸屋根は塗装工事ができません。防水工事になります

防水工事の工事周期:10年~13年程 5年おきにTOPコートのみの施工をおすすめしてます。

陸屋根以外の屋根には、屋根材の下に防水シートが敷かれていますが、

陸屋根には、屋根材がありませんので、その代わりにお家を雨漏りから守る為に施工されているのが、

「防水層」と「TOPコート」です。

ウレタン防水や、FRP防水、シート防水など施工方法、使用される防水材は様々です。

 

陸屋根は水はけが悪く、小さなひび割れや剥がれなどの不具合を放置してしまうと、

劣化が急速に進んでしまう場合があるため、年に数回は点検を行い、定期的にメンテナンスを怠らないことが大切です。

特に排水溝の詰まりは、雨漏りの原因になる為、こまめな清掃は不可欠です。

 

 

 

最後に…

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

今回は、屋根材ごとの耐用年数とメンテナンス方法について紹介しました。

どんな屋根材がお住まいに使用されているか把握している方は少ないかと思います。

「とりあえず点検して欲しい」「自宅が塗装できない屋根材か不安」、「そろそろメンテナス時期かも…」などありましたら、

見積り・現場調査は無料ですので、ぜひお気軽に当店にご相談下さい!

 

和田塗装店

神奈川県横浜市戸塚区小雀町2100-2

TEL/045-435-9794