昨日、テレビで【点検商法】の詐欺被害が増えており、4年で約3倍に増加というニュースを目にしました。
お見積りのお問い合わせを頂くお客様からも、「屋根点検業者が来て、雨漏りを指摘された」などと、
お客様の不安を煽り契約を急かす業者の話をよく聞きますので、
本日は点検商法についてやもし点検商法の被害にあってしまったらの対処法を紹介していきます!
点検商法ってなに??
点検商法とは「無料点検」や「サービス点検」などと称して、突然業者が家を訪れます。
何らかの問題や故障があるとして、相場より高額な工事であったり、
そもそも、工事が必要ない場合でも言葉巧みに不安を煽り契約を結ぼうとします。
近年では、屋根点検以外にも給湯器点検や床下点検などが増えています。
次に、それぞれの手口を紹介していきます!
屋根点検
「近くで工事をしていたら、屋根が割れているのが見えた。雨漏りしますよ。」
「近くで見積もりでドローンを飛ばしていたら、屋根が割れている危険」
「瓦がずれているのが見える、隣の家に落ちたら大変ですよ」などと屋根に問題があることを指摘する。
給湯器点検
「自治体から委託を受けて点検に来た」
「給湯器メーカーのメンテナンス代行店です。」
「もう壊れかけている、火災になる危険がある」
「今ならお安く交換できる」などと、身分を偽りお客様の信頼を得て無料点検を勧める。
床下点検
「市からの委託で点検にまわっている」
「このままでは家が崩れる」
「湿気対策が必要」
「シロアリ被害がある」などと、不安を煽り契約を急かします。
点検商法の対処法
①とにかく安易に点検業者に点検させないことが一番
もし、突然点検業者が来たら、相手にしないこと。
点検や工事の見積もりは、お客様ご自身で依頼した方が安心です。
②即決しないこと。
点検業者が「今決めればかなりお安くします。」や「今すぐ決めないと危険」と言っても、
焦らないで冷静に対応してください。
少しでも怪しいと思ったら、その場で契約しないで、
「家族に相談する」と言って業者を帰らせることが大事です。
③もし契約してしまったら、クーリングオフ
訪問販売の場合、契約書を受け取った日から8日以内であれば、
工事が開始していてもクーリングオフが可能です。
業者は、建物を工事前の状態に戻す義務があります。
業者に「クーリングオフはできない」と言われても、法的に認められています。
内容証明や配達証明を付加して業者宛にクーリングオフの意思表示行いましょう。
困ったときは、消費者ホットラインや国民生活センターなどに一度相談してみてください。
最後に…
もし、点検業者に問題を指摘されてご不安でしたら、過去に依頼したことがある業者や、ご自身で地元の信頼できる業者を何件か探してみてください。
お見積り・現地調査は無料で行っている業者ばかりですので、「○○の点検業者が突然来て気になって」と伝えれば、話はスムーズです。
ご自身でご依頼される際は相見積もりをしたほうが安心です。
給湯器の場合は、契約中のガス会社に連絡して点検に来てもらうのが良いかもしれません。
僕の経験から、「屋根の業者が来て、不安で…」というお見積りをご依頼のお客様のお家は、9割は問題ないケースばかりでした。
ただ、1割のお客様のお家は屋根に人為的に傷つけられた跡がありました。恐らく、ハンマーなどで叩いて割った跡でした。
そのようなケースもありますので、点検業者は屋根に登らせないことをお勧めします。
当店の場合は、屋根に上がらず、お客様立ち合いもと、梯子から目視と写真で確認しています。
「点検業者が来て不安」や「近くの工事の人に屋根の問題を指摘された」など、
お困りごとがあればお見積り・現場調査は無料ですので、
お問い合わせフォーム又はお電話にてお気軽にご相談ください!
和田塗装店
神奈川県横浜市戸塚区小雀町2100-2
TEL/045-435-9794